戦後税制のスタート

 現在は幕末、昭和初期の状況によく似ており
日本が明治維新、第2次世界大戦に敗北した状況等を知ることは有用と思われるので
年末特集として紹介していきます。

第2次世界大戦に日本が敗北した後の
税制について国税庁のホームページでは次のように記載されています。


戦後税制のスタート

 昭和21年、戦後処理のために戦時補償特別税と財産税が創設されました。戦時補償特別税は、戦後の財政再建を図るため、戦時補償請求権に100%課税す ることで戦時補償の支払いを打ち切るための措置でした。また財産税は、10万円以上の財産を所有する個人に課税されました。
 戦後の本格的な税制改正は昭和22年に実施され、所得税・法人税などに申告納税制度が導入されました。しかし深刻な財政危機のもと、納税者数の激増、新 制度への不慣れや職員の大量補充、各地の軍政部の徴税への関与など、終戦直後の税務行政には多くの混乱が生じました。


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